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小坂忠
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35th Anniversary 小坂忠に聞く 「き・み・は・す・ば・ら・し・い」
1. 「き・み・は・す・ば・ら・し・い」誕生秘話
忠:今回このアルバムをプロデュースしたのは、一つはまず、アコースティックなものをやりたかったんだ。Simpleだから思い切り伝わる。そんなサウンドで作ってみたかった。
もう一つは、今まで作ってきた曲の歴史、『小坂忠のCCM』を振り返ってみて、もう一度噛み締めてリニューアルして今の時代にも提供していきたいと思ったんだ。
だからバラエティにとんだ選曲になったよ。一度、アレンジし終わっているものも、もう一度ギターだけで弾き直し、シンプルな原曲に近い状態に戻していくと、そこからまた新しく広がる世界があったんだ。
2. 色々なミュージシャンが参加していますが?
忠:僕は最初ギターを弾く予定じゃなくて、ギタリストを探していた。西海君のバンド(テキーラ・サーキット)を聴いて、『おっ、こんな感じだ』と思ったんだ。合わせてみると気持ちよくて、本当に今回一緒にやれて嬉しかった。
ギターでやっていると、どうしてもこの曲はパーカッションが欲しい!と思う曲が出てきて‥もう、もっちゃん(浜口茂外也氏)以外には考えられなかった!声をかけたら、喜んで参加してくれて。ひょうたんとか、何でも楽器になっていて、もう彼は最高だねっ。
大野君は久しぶりだったよ。1月のライブ(注:Blue Jay Wayでのセンチとのライブ)に彼が観にきてくれて、20数年ぶりの再会(笑)今回コーラスほしいなぁと思って、彼の顔がうかんだんだ。彼がガロを組む前の話だけど、一緒に歌ったりしていて、声は合うって確信があった。そしたら遊びに来てくれて、ついでに歌って〜って感じでとんとんと。1月に出会っていたのも不思議な縁だったね。
ギターだけだから、色々なアーティストと一緒にやろうかと企画して、佐橋君が忙しい中、都合つけてきてくれたのも嬉しかったなぁ。同じアコースティックギターでも、アーティストによってプレイが全然違うからね。僕、西海君、佐橋君‥それぞれの面白い味が出ていい仕上がりになったと思うよ。
3. 「き・み・は・す・ば・ら・し・い」の“ききどころ”は?
忠:色々な意味での『表現』かな。何年も前に作った曲だけど、2000年たっても変わらないメッセージ(Bible)が土台になっているから、曲が持っているメッセージも変わっていないんだ。だからあらゆる年代・ジャンルに関係なくいろいろな人に聴いてもらいたい。僕はずーっと曲を作ってきたけど、最初から『この人』向けという枠は決めていないんだ。僕にとっては『小坂忠の音楽』というのは変わっていない。表現って内側にあるものを外側に表わしていくことだと思うんだ。僕の内側がイエスに出会って変わっていって外側(音楽)に表われるものも変わっていったかもしれない。でも『小坂忠の音楽』というのは僕にとってはずっと自然に変わらないもので、生き様なんだ。
あと今回はアコースティックギターという楽器の持つ表現力、も注目だね。アコギだけで、色々自然に自分の音楽や世界が表現できた。僕がメインで使っているギター、『ギブソンJ-50』には思い出があって‥70年ごろに当時のオールドギターで購入したんだけど、『ありがとう』もレコーディングしたし、作曲の時も良く使っていたんだ。だけど一時、このギターを手放してしまった時期があって‥。普通そういうものは戻ってこないでしょ?だけどすごいことが起きたんだ。『Peace3』の頃、ツアーをやって、その情報がFMに流れた。それを偶然当時のそのギターの持ち主が聞いていて。「お。忠がまた音楽活動を始めたのか。そうしたらこれが必要なんじゃないか?」って。そして僕の手元にまたこの思い出のギターが戻ってきたんだ。だから今回このギターでたくさんの曲をプレイできて、そういう意味でも感慨深いアルバムになったよ。仕上がりにはすごく満足している。今回はすごく自然に、リラックスしてレコーディングできたんだ。『エクソダス』なんか別々のブースに入って、「せーの」ではじめて僕の歌とギター、西海君のギター、全部一斉にあわせて一発でレコーディングしたのなんて、おもしろかったねー。
きっとみんなにもRelaxしてもらえると思う。アコースティックライブもどんどん企画してるし、皆様に送る僕からの愛のクリスマスプレゼントです。お楽しみください。
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